EN BASE
2025年12月
「EN BASE~VILLA&SPACE ~ 」は新コンセプトのEN HOUSEのモデルハウスであり、その世界観と性能を“体験”できる宿泊施設&レンタルスペースとなっている。
規格型住宅EN HOUSEは、この度大きくリニューアルし、住まいの「心地よさ」と「高性能」を両立させながら、将来必須になると見込まれる二酸化炭素排出量の数値化=LCA(ライフサイクルアセスメント)を重視した住まいづくりを推進。EN BASEは、その性能・空気感・暮らしやすさを、見学ではなく「滞在を通じて体感できる拠点」として整備。 超省エネで過ごせるパッシブデザインに、地域素材や自然素材を採用しつつ、コンクリートや石油製品をほとんど使わないという前例のない建築に挑んだエシカルな住宅。家全体が温度差がほとんど無く、空気も気持ちが良い快適な室内環境を体験することが可能である。
EN HOUSE の主な特徴は以下の3つ。
1. 徹底的なLCA(ライフサイクルアセスメント)視点
環境先進地デンマークで活躍されている環境エンジニア蒔田智則氏(ヘンリック・イノベーション)と共に「コンクリートを使わない基礎」「化学製品ではなく自然素材」「地域の素材でつくる」「超省エネ住宅」等による脱炭素(LCA:ライフサイクルアセスメント)への追求を一番の主軸とした住宅としている。
2. 世界基準の高性能「断熱等級7」+パッシブデザイン
断熱等級7の超高性能な躯体とパッシブデザインにより、エアコン1台で年中快適な室温を維持。自然素材と計画された換気計画により、どの部屋も冬暖かく、夏涼しい住宅、何より空気が良く健康的に暮らせる住宅となっています。また、太陽光発電+蓄電池を標準装備し、オフグリッドでも住めるレベルのエネルギー自給率の高い暮らしを提供している。
3. コンリートを使わない画期的な基礎構造スパイクフレーム工法
環境負荷と二酸化炭素排出量の高いコンクリートを使わず、昔の石場立てのような基礎のない建物が浮いてみえるような構造。この基礎構造スパイクフレーム工法は単管パイプを1つのベースあたり4か所、BGF金物のガイドに合わせて違う方向に電動ハンマーで打ち込んだだけの画期的な基礎工法である。そして脱酸素への大きな効果だけでなく、「基礎工事の職人不足解決」「大幅な工期短縮」「軟弱地盤への対応」「土中環境の良化」「リサイクル・解体が容易」「コスト削減」など様々な効果がある。スパイクフレーム工法に関して、詳しくはnoteの記事(https://note.com/batuo/n/nee5224563f08)に。※この基礎の信頼性と実績向上、審査のスムーズ化のために採用希望の方、同業者の方、喜んでバックアップいたします。
そして、このEN BASEは「2階建てプラン&脱炭素モデル」 として、様々な用途やイベントにも対応できるように、1階の間仕切りは最小限とし、 21帖の開放的なLDKに6帖の和室空間。梁はあえて表しにして、将来壁や間仕切りをつくやすいようにしている。キッチンはシステムキッチンとは別にシンク付きのセンターカウンターを設け、料理教室や各種イベントでも利用しやすいように。和室は宿泊施設として大人数の時の宿泊部屋としても機能している。水回りもコンパクトにまとめ、脱衣室~ウォークインクローゼット兼物干し場~和室という動線はとても使いやすく、和室を寝室とすれば1階だけで暮らせる間取りとなっている。 高気密高断熱だからこそ、自然や外気を感じるテラス空間を設置。四季折々の自然を感じることができる植栽にもこだわっている。
2階は宿泊施設として2つのベッドルームをつくり、真ん中にライブラリーを設置。住宅として使うのであれば、2部屋+ウォークインクローゼットや、3部屋つくることができる。
断熱性能は UA値:0.24(W/㎡K) で 断熱等級7(HEAT20 G3)を達成。断熱は床、壁、天井すべてにセルロースファイバーを施工している。窓もすべてトリプルガラスの樹脂窓となっており、南面には外付け電動ブラインドを設置することで夏場の日射をコントロールできる。なお、 耐風速に優れているため台風時でも閉めておける唯一の電動ブラインドであるブレイユを採用している。 エアコンは夏用と冬用にそれぞれ6帖用エアコン1台。ダクト式の24時間熱交換式換気扇による空調計画で、最低限のエネルギーで心地よい室内空間を実現している。なお、超省エネに加えて、太陽光6.72KW+蓄電池15kWhを装備し、オフグリッドを目指して現在モニター中である。
※弊社に設計をご依頼される方は宿泊費無料でご宿泊可能です。
EN BASE
・公式HP https://en-base.life/
・Airbnb airbnb.jp/h/enbase
・公式Instagram https://www.instagram.com/en_base_life/
Note記事
・EN HOUSE がフルリニューアル&モデルハウス兼宿泊施設「EN BASE」完成
https://note.com/batuo/n/n405ed795ff8e
・コンリートを使わない画期的な基礎構造スパイクフレーム工法(BGF工法)
https://note.com/batuo/n/nee5224563f08
プレスリリース
【コンクリートを使わない次世代型脱炭素住宅】心地よい暮らしを体験する貸切宿「EN BASE」誕生。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000176172.html
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「EN BASE」の脱炭素 LCAアプローチ紹介
基本的なアプローチの考え方
・鉄筋コンクリートや石油製品を極力使わない。
・地域、近場の素材や製品でつくる。輸送CO2を減らす。
・自然由来素材でつくる。心地良さを大事にする。
・周囲への環境を配慮する。関係性を大事にする。
・地域の工務店や大工さんで出来る工法。
・植栽、土中環境を大事にする。植物や土中が取り組むCO2も配慮。
・LIXILサステナビリティ企画推進部との連携想定でLIXIL製品を優先。
「EN BASE」詳細スペック
・構造材:杉 ※宮崎県産材。プレカットは都城市。
・基礎:鉄骨版石場建て(BGF工法)※脱鉄筋コンクリート、脱ベタ基礎
・断熱:デコス セルロースファイバー 床210㎜、壁195㎜、天井430㎜ ※リサイクル新聞紙でつくられた断熱材
・玄関扉:LIXIL グランデル2 ハイグレード仕様 0.79W/m²・K
・サッシ:LIXIL 樹脂サッシEW トリプルガス(クリプトン)0.79W/m²・K
・外付けブラインド:電動ブラインド ブレイユ ※耐風速44m/s相当
・室内カーテン:ハニカムサーモスクリーン ※必要な窓のみ
・屋根:アスファルトシングル アルマ
・外壁:鹿児島県産杉 下見張
・外壁耐力面材:モイスTM ※天然の粘土鉱物バーミュキライト
・内壁仕上:マシュマロタッチ ※与那国島産の化石サンゴが主材
・内壁下地:チヨダサーキュラーせっこうボード ※廃石膏ボードを100%再生利用
・フローリング:国内産 檜 15mm無垢フローリング ※都城市で製造
・フロアタイル:HUB&STOCK 未活用建材(未使用 リサイクル材)
・天井板:鹿児島県産杉羽目板 スリット付 ※ドリーミィ大和
・全館空調エアコン:6畳用エアコン1台(夏用と冬用で1台ずつ)APF7.4
・24時間換気扇:全熱交換型ダクト式セントラル空調 温度交換効率90%
・キッチン:LIXIL シエラS 255㎝+造作センターカウンター
・レンジフード:室内循環フード
・浴室:LIXIL リデア UB1616サイズユニットバス
・エコキュート:おひさまエコキュート 460L 年間給湯保温効率3.6
・太陽光+蓄電池:太陽光6.72KW+蓄電池15kWh ※ほぼオフグリッド可
1階床面積:66.99㎡、2階床面積:29.53㎡、延べ床面積:99.52㎡
構造:木造2階建て
基礎:BGF工法(スパイクフレーム工法) ※鉄筋コンクリートを一切使わない鉄骨版石場建て
設計監理:株式会社プラスディー設計室
施工:有限会社マルタ建設
環境、断熱計画:henrik-innovation 蒔田智則氏
構造設計:yasuhirokaneda STRUTURE 金田泰裕氏
写真撮影:石井紀久/ブリッツスタジオ、株式会社プラスディー設計室(8枚目以降)
性能:
断熱性能:断熱等級7(HEAT20 G3) UA値:0.24(W/㎡K)
耐震性能:耐震等級3(許容応力度計算)相当 ※申請中
太陽光6.72KW+蓄電池15kWh

1F PLAN
2F PLAN
LCAを主軸に考える
スパイクフレーム基礎。単管パイプ4本を方向を変えて打ち込むだけ。
床下はこんな感じで抜けています。
画期的なスパイクフレームの特徴

