エピテラス

2015年3月

「epi(エピ)」とはフランス語で「麦の穂」のこと。
眺望の良いロケーションのもと、気持ちよく、のびやかに。まるで丘の上で太陽を浴び、風に揺れる穂のように。
そんなコンセプトの長屋形式の集合住宅。
新しい道路の造成で残った極端に細長い敷地であるが、眺望が抜群であるという立地条件を最大限に引き出した。
上下階は自分だけ、持家感覚で住めるメゾネット型の長屋住宅で計画。
リビングダイニングはスキップフロアと抜群の眺望により解放感のある豊かな建築空間をつくりだしている。
インナーテラスは外と中をつなぐ部分。選んだ壁紙は外からも見え、住人の個性が外に溢れだすことを願っている。

所在地:鹿児島県鹿屋市下祓川町
用途:共同住宅(長屋)
構造:木造2階屋建て 
住宅床面積:350.04㎡(105.89坪)
設計監理:株式会社プラスディー設計室  
施工会社:有限会社 マルタ建設
写真撮影:中西 雅人(studio folk)

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