ユクサおおすみ海の学校

2018年7月

株式会社ブルースタジオとの共同設計。
 
「ユクサおおすみ海の学校」は2013年に閉校となった鹿屋市立菅原小学校の廃校活用による用途変更。

鹿屋市より旧校舎および敷地を公募を経て借り受け、体験滞在型宿泊施設および観光拠点施設としてリノベーションした。
施設のコンセプトは「おおすみの人と自然が先生です」。小学校だったという歴史を活かし、子供たちも、大人たちも、体験を通して楽しみながら学ぶ場をつくることを目指している。そしてここ大隅半島における素晴らしい日常と滞在体験型観光の発掘・促進および県外、 国外へ向けてその魅力を発信していきたいと考えている。

施設の概要としては、観光やスポーツ合宿、企業や大学などの研修、修学旅行など体験学習等の収容人数116人の宿泊施設。また、錦江湾しおかぜ街道における立寄り地点として、食堂、地域の産品を扱うショップ、チョコレート工場、自転車ストアを併設した複合施設となっている。目の前に広がる海、自由に使える教室、体育館、グランド、美味しい食事に様々な体験アクティビティなど、ここだからこそ実現可能な合宿・研修が可能である。

施設のリノベーションから運営まで手掛ける株式会社Katasuddeは、東京でリノベーションを手掛けるブルースタジオと鹿屋市でまちづくりに取り組む大隅家守舎の役員によって構成された会社。※ Katasudde および 大隅家守舎の代表は弊社代表川畠が勤めている。

リノベーションにおいては学校だったこその空間と多様性を最大限活かし、利用者が自由自在に楽しめる「隙間と楽しさ」をデザインした。企画・設計だけでなく運営まで手掛けることにより、この学校や地域の持つ物語や魅力を読み解きながら、地域や関係者の力や思いを少しづつ巻き込み、この施設を一緒に一歩ずつつくりあげている。

地域にとって小学校は廃校になるというのは地域から子供たちがいなくとなるということを意味し、絶望感を感じたという。しかしこの施設が出来たことで、廃校となっていた小学校に子供たちの笑い声や人の流れが再び戻り、地域の活性化に少しずつ繋がっていると感じてきている。

 

ユクサおおすみ海の学校
https://yukusa-ohsumi.jp/
〒891-2313 鹿児島県鹿屋市天神町3629−1

床面積:校舎1棟(RC造2階建て1219.75㎡)、体育館(476.06㎡)
建築主: 株式会社Katasudde(ブルースタジオ+大隅家守舎)
設計:株式会社ブルースタジオ+ 株式会社プラスディー設計室
施工:有限会社マルタ建設

用途:宿泊施設(最大116名収容)、食堂(さのぼい)、地域産品ショップ(家苞)、チョコレート工場(kiitos)、シルクスクリーン体験工房(suddo/)、自転車プロショップ(鹿児島FunRide)、鹿屋体育大学自転車競技部練習施設、ツリーハウス

国土交通省 民間都市再生整備事業計画 認定事業

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リノベーション前

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